しこりがある

しこりがある

胸のしこりについて

胸のしこりについて

「胸に触れると、何か硬いものがある気がする」。そんな感覚から、来院される方が多くいらっしゃいます。しこりは当院へのご来院理由の中でも特に多く、幅広い年代の方が「気になって」と足を運んでいただいています。

検査を受けると、正常な乳腺組織の硬さだったとわかるケースも多くあります。特に若い世代は乳腺が発達していることが多く、乳腺そのものをしこりと感じやすい傾向があります。見た目や感触だけでは、しこりかどうか、またその性状を自己判断することはできません。

「本当にしこりなのかどうかもわからない」という状態でも、胸に気になる変化があれば受診していただけます。大阪市北区・梅田のブレストクリニック堂島では、超音波検査(エコー)でその場で状態をお伝えしています。まずはお気軽にご相談ください。

こんな症状はありませんか?

  • 胸に硬いものが触れる
  • しこりが動かない、または皮膚に引っかかる感じがある
  • しこりが以前より大きくなった気がする
  • 月経周期に関係なく、しこりが気になる
  • 健診や他院の検診でしこりを指摘された
  • 豊胸後に胸のしこりが気になる

しこりの原因

乳腺が密なことによる感覚(高濃度乳腺)

しこりを感じて受診しても、実際には正常な乳腺組織を触れているケースが少なくありません。特に30代以下では乳腺が発達している(高濃度乳腺)ことが多く、乳腺組織の固まりをしこりと感じやすい傾向があります。検査を受けてみると「異常なし」とわかることも多く、不安を感じたらまず確かめに来ていただくことが大切です。

女性ホルモンの影響による変化

女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)の変動により、乳腺組織が変化してしこりのような感触が生じることがあります。月経前に張りや硬さを感じ、月経後に落ち着く場合は、ホルモンの影響による一時的な変化であることが多いとされています。

腫瘍・がんによるしこり

良性・悪性問わず、腫瘍によってしこりが生じることがあります。実際にしこりが確認された方のうち、乳がんが原因であるケースは3割程度とされていますが、見た目や感触だけで良性・悪性を判断することはできません。正確な検査による確認が重要です。

考えられる病気

線維腺腫

10~30代の若い世代に多い良性の腫瘍です。表面が滑らかで弾力があり、指で押すとよく動くのが特徴です。痛みを伴わないことがほとんどで、悪性化するリスクは低いとされていますが、大きさの変化を定期的に確かめることが大切です。

嚢胞(のう胞)

乳腺の中に液体が溜まった袋状の構造です。弾力があり、月経前に張りや違和感を伴うことがあります。多くは良性で、経過観察が選択されることが多い状態です。

葉状腫瘍

乳腺の間質から発生する腫瘍で、短期間で急激に大きくなることがあります。良性から悪性まで幅があり、検査で早めに確かめることが大切です。

乳腺症

女性ホルモンのバランスの変化により、乳腺組織が変化する状態です。しこりのような硬さや張り、痛みとして感じることがあります。月経に伴って症状が変化するのが特徴で、多くの場合は良性の変化です。

乳管内乳頭腫

乳管の内側に発生する小さな良性の腫瘍です。触れにくいサイズであることが多く、乳頭からの分泌物で気づくケースもあります。しこりとして感じられることもあります。

乳がん

乳腺の細胞ががん化した悪性の腫瘍です。硬く、動きにくいしこりとして感じられることが多いとされています。画像検査による正確な評価が不可欠です。早期に発見されるほど、治療の選択肢が広がります。

しこりの検査

胸のしこりが気になる場合は、画像検査によって正確に状態を確かめます。

超音波検査(エコー)

放射線を使わず、乳腺の内部をリアルタイムで画像化できる検査です。しこりが液体を含む嚢胞か、固形の腫瘍かを確かめるのに適しており、高濃度乳腺の方にも有効です。

マンモグラフィ

X線で乳房を薄くして撮影する検査です。エコーでは発見しにくい石灰化など、別の変化を確認するのにも役立ちます。年代や乳腺の状態に合わせてエコーと組み合わせることで、多角的な評価が可能になります。

細胞診・針生検

しこりが確認された場合、その性状をより正確に把握するために細胞や組織の検査が行われることがあります。当院では、ご希望に応じてその日のうちに穿刺吸引細胞診(細い針で細胞を採取して調べる検査)や針生検(局所麻酔をして組織の一部を採取する検査)まで進めることが可能です。より広範な組織採取が必要な場合は、吸引式乳腺組織生検にも対応しています。

当院での対応

良性と確認できた場合も、今の状態を記録して次回との比較を続けます。継続して乳がん検診を受けることで、変化があった時にもすぐ気づけるようになります。

万一、悪性が確認された場合は、追加検査で状態を把握した上で、連携医療機関をご紹介します。豊胸後のしこりにも対応していますので、他院で断られた経験がある方もお気軽にご相談ください。