発症年齢と統計データ

発症年齢と統計データ

発症年齢と統計データについて

発症年齢と統計データについて

乳がんは、日本人女性が最も多くかかるがんです。「自分はまだ大丈夫」と思っていても、年代によってなりやすさは変わり、気づかないうちにリスクが高まる年代に入っていることもあります。

発症年齢や統計データなどを知ることは、いつ、どんな備えを始めれば良いかを考える手がかりになります。大阪市北区・梅田のブレストクリニック堂島では、これらのデータを踏まえて、お一人おひとりに合った検診のタイミングをご案内しています。

こんなお悩みはありませんか?

  • 何歳くらいから気をつければ良いのか知りたい
  • まだ若いから、自分には関係ないと思っている
  • どれくらいの人が乳がんになるのか気になる
  • 検診をいつ始めれば良いのか、目安を知りたい
  • 乳がんの罹患率が上がっていると聞いて、不安を感じている

日本人女性と乳がん

乳がんは、女性がかかるがんの中で罹患数が最も多い疾患です。以下の数字が、その現状を示しています。

項目 おおよその人数
1年間に新たに見つかる女性 約10万人
女性のがん罹患数での順位 1位(全体の約2割)
生涯のうちに乳がんになる女性 約9人に1人
1年間に乳がんで亡くなる女性 約1万6千人

罹患数は年々増加しており、定期的な検診の重要性はますます高まっています。

何歳から増えるのか?

乳がんは、年齢とともに、ただ右肩上がりに増えるのではありません。日本人女性では、次のような傾向が見られます。

年代 発症の傾向
20代 発症は比較的少ない
30代後半~ 急に増えはじめる
40~70代 最も多く、発症のピーク
80代~ しだいに減っていく

特に30代後半から40代は、仕事や子育てに追われる時期と重なります。「まだ若いから」と先送りしているうちに、発症リスクが高まる年代を迎えていることがあります。

検診を受けている人は、まだ半数ほど

乳がんが増え続けている一方で、定期的に検査を受けている女性は、まだ半数ほどです。

受診状況 割合
検診を受けている女性(日本・40~69歳) 約47%
国が掲げる目標 60%
欧米のおおよその受診率 70~80%

特に20~30代は受診率が低く、リスクが高まり始める年代と検診の空白が重なっています。まずは一度受診することが、早期発見への第一歩です。

早期発見の重要性

乳がんは、早い段階で見つかるほど、その後の経過が良好になりやすいことが統計で示されています。ごく早い段階で発見できた場合、5年生存率(治療後5年時点での生存割合)は9割を上回るとされています。一方で、発見が遅れるほどこの数字は下がっていく傾向があります。

この差を生む最大の要因が、定期的な検診です。症状が出てから受診した場合と、症状がないうちに検診で見つかった場合とでは、発見されるステージが異なることが多く、その後の治療の選択肢にも大きな違いが生まれます。

早い段階で見つかるほど、乳房の形を残した手術を選べる可能性が高まり、治療にかかる期間や体への負担を抑えられることも多くなります。また、乳がんの治療技術は着実に進歩しており、発見時の状況に応じた様々な選択肢が広がっています。

「症状がないから大丈夫」ではなく、「症状がないうちに確かめる」という習慣が大切です。

年代に合わせた検診の始め方

統計が示すのは、30代後半からリスクが急上昇するという事実です。ただし、適切な検診の開始時期や頻度は、年齢だけでなく、家族歴や乳腺の状態によっても異なります。

当院では、お一人おひとりの状況に合わせて、いつ・どのくらいの間隔で受けるべきかをご提案しています。「いつ始めればいいかわからない」「今まで受けたことがない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。